大学生の時に筆下ろしされました
研究室の事務員さんは、幾つ位年上だったのかなあ。
たぶん20代後半くらいか30前半くらいだったかと思う。
もう結婚してたから人妻。同世代の学部生にはない色気をもってる人だった。
よく研究室で飲んだりしてたのだけど、学生や教授たちと一緒に杯を重ねて、いい気分でほろ酔ってる姿もそれまでよく目にしていて、皆で酔っぱらって、ついつい肩を寄せ合ってたり、抱きしめられたりしたこともあった。
女性には興味がいっぱいの年頃、そんな行為にかなりドキドキしていました。
もしかして、って・・・
ある日のこと、その彼女が帰りがけに
「飲みに行かない?」と誘うので、自分のアパート近くのショットバーに行って、他愛もない話を肴に二人で時間を過ごした。
夜も遅くなり、店を出るとすっかり千鳥足。自然に腕を組むような感じで歩いてた。
「こんなに遅くなっていいんですか?旦那さんいるんですよね・・・」
とりあえず駅まで送ろうとしたら、腕にぴったり寄り添ったまま
「もう帰る?今日は遅くていいんだけどな・・・」
と信じられない言葉。え?
「部屋、近くなんでしょ。行ってもいい?飲みなおそう?」
もうドキドキですよ。自分の部屋に、こんな夜遅くに女性が来るんだもの。
それも酔って。
大きく開いた胸元や、タイトスカートから覗く脚に、ついつい視線がいっちゃったりして。どんな話をしたかは、全然覚えてません。
気がついたら、舌を絡めてた。キスは初めてって訳じゃなかったけれど興奮した。
「いいんですか?」
「もちろん・・・じゃなかったら、こんな独り暮らしの男の子の部屋に来ないよ」
服の上から胸を触る。スカートの裾から、太ももをさすりながら手はおしりへ。キスをしながら、右手はブラウスのボタンを外し、さらにブラジャーの下で直接ふくらみをまさぐる。左手は女性の秘所へ。
「あんっ」
乳首に触れると、ピクッと身体をのけぞらせる慶子さん。
荒い息遣いと、その声に童貞の僕はますます興奮。
小ぶりな乳房がむき出しになると、たまらず揉みしだき、吸いつき、
次第にあえぎ声も大きくなって・・・。彼女はもうすっかり、裸に近い状態。
「私だけ裸なんてズルイよ」
「え、あ・・・」
「脱がせてあげる」
シャツ、ズボンを脱がされて、最後にはトランクスも。
お互い全裸になって、絡み合うようにお互いの体をむさぼる。
初めて感じる自分の硬くなったもの全体に、女の人の温かかくて柔らかい肌が絡みついている感触。それだけでもうイキそうな感じ。
彼女の手が、一物をまさぐる。
「あんまり大きくないから・・・」そう言うと、
「そんなことないよ」と優しい言葉をかけてくれた。
しかし、そこは童貞・・。
「あ、もう、出る・・・」
彼女の乳房の感触と手の感触を味わいながら、あっという間に果ててしまった。
「・・・ごめんなさい」
「何で謝るの?」
「いや、俺、初めてで、うまくできなくって、すぐに出しちゃって・・・」
「いいのよ。ほら、また大きくなってきてる」
若いから回復も早い。あっという間に元通りになってきた。
「してあげる」
そう言って慶子さんは、僕のものを口に含んでくれた。
あたたかい・・・。
初めての感触。舌が、唇が、優しく強く、絡みつく。
あっという間にビンビンになった。
「・・・いつもこんなこと、旦那さんとしてるんですか?」
「んー、たまに、ね」
そう言いながら、彼女は竿から袋に唇を這わせる。
「これは、旦那にもしないんだけど・・・」
彼女の舌が、肛門のほうへ。くすぐったいけど、気持ちいい。
「・・・入れて」
吐息混じりに、耳元で彼女がささやく。
「え、でもしたことなくて・・・」
「大丈夫、教えてあげるから」
そう言うと、彼女は布団の上に横たわった。
とりあえず上から覆いかぶさる。・・・胸がドキドキいってる。うわあ。
「うん、もうちょっと上・・・あん、そこ」
思ったよりすんなりと、彼女の中に吸い込まれていった。
初めて味わう、女性の中・・・フェラチオなんか比べ物にならないくらいの、あたたかさ、気持ちよさ。夢中で腰を振ってみた。
「あ、はぁ・・・んっ」
感じてるのかな。うまくできてるのかな。彼女の声はだんだん大きくなる。
「はぁ、はぁ・・・ぁん、ぅくっ・・・」
「あ、あ、いっちゃう」
一回出してもらってるから、さっきよりはもったけど、やっぱり気持ちよさに耐えかねて爆発。すんでのところで引き抜いて、お腹の上にたくさんぶちまけた。
「はぁ・・・んっ・・・」
しばらく二人で、そのまま抱き合って横になっていた。
身体のあちこちをまさぐりながら、しばらくして彼女が言った。
「・・・よかったよ。でも初めてが、私でよかったの?」
「え、何言ってんですか。俺の方こそ・・・
ありがとうございます・・・でも、良かったんですか」
「何が?」
「いや、旦那さん・・・」
「いいの。大丈夫よ。それより・・・」
そこで彼女は、僕の耳元に小さな声で言った。
「・・・中に出してくれても良かったのに」
「え、いやでもそりゃ、まずくないですか」
「いいの、もう一回しよ。今度は・・・中に出して」
そういうが早いか、彼女はまた僕に絡み付いてきた。
僕のものは、また回復して、硬くなってきている。
「今度は私が上になってあげるね」
そう言って彼女は、僕の上にまたがり、ゆっくりと腰を振り始めた・・・
その晩は、もう一度、今度は中に出して終わった。
夜半過ぎ、彼女はタクシーで帰っていった。
その後も、何回も関係を持った。僕の部屋に来てもらったこともあったし、研究棟の人気のない実験室でしたこともあった。
大学卒業の折、優しく微笑みながら見送ってくれた彼女・・。いつしか疎遠になっていったけど、今でもたまに思い出す。
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