ある夜、襖越しに寝ているはずの甥の部屋のテレビの音に目を覚ました私は、隣の様子を窺っておりました。私の部屋に間借りする事になって一ヶ月余り、甥の行動に興味を抱くことが多くなった時期でした。
テレビから流れる女性の喘ぎ声に耳を尖らせた私は、甥の様子を見てやろうと興味津々で起き上がるとパジャマ姿で襖に近づきました。
襖の向こうからはテレビから流れる女性の声と甥の物音が聞こえていました。
からかい半分で、「なに見てんの」の掛け声と同時に襖を勢い良く開けると、目の
前にテレビの明かりに照らされた甥の姿がありました。
甥の下半身は丸裸で勃起した男根を握りしめて、はみ出た亀頭がこちらを向いて反
り返っていました。
戸惑いながら目をそらすと驚いた様子でこちらを振り向く甥の目と目が合てしまい
ました。
息を呑むほど慌てながら勢い良く襖を閉め平常心を装いながらベットへとたどり着
くと、高まる胸の鼓動を押さえきれないまま震えるようにベッドに横たわりました。
伏し目がちに甥の部屋を見やると閉めたはずの襖が僅かに開いていて、そっと体を
起こすと甥は恍惚の表情で男根を激しく動かしている様子が目に飛び込んできまし
た。
悟られないように体勢を立て直した私は甥が絶頂を迎えて精子を放出する姿の一部
始終を盗み見していました。
事を終えた甥は暫くすると明かりを消して寝静まったように物音をたてなくなりま
した。
すべてを見届けた私は胸の鼓動が鳴り止まぬままに仰向けに目を閉じると、瞼に焼
き付いた甥の姿に半睡半起の夢の中で時間だけが流れていました。
襖の開く音に目覚めた私は薄目をあけると、月明かりに照らされて近づいてくる
甥の姿に気づきました。
私は徐々に鮮明になる意識の中でパンティが露出したまま横たわる自分の姿に赤面
しながらも悟られぬよう目を閉じて、寝た振りを装いながら事の成り行きを身動き
できぬ状態で構えておりました。
しかし、甥の気配を感じながらも何一つ起こらぬ事態に躰が凍ったように硬直して
しまっていました。
次の瞬間甥の手が私の下半身に触って来ました。
息が詰まりながらも悟られぬように身を縮めていると甥の手が徐々に下がって私の
秘部に到達しようとしてきました。
私は震える躰を必死で押さえながらも甥の指が陰茎に触れた瞬間、思わず躰がピク
ンと反応してしまいました。
甥が素早く手を離したのを感じて、私は起き上がろうかと思案しながらも甥に身を
委ねたい思いでその後何も変わらない状況に困惑してしまいました。
私は熱く火照る下半身を意識しながら、甥の気配を躰全体で感じていました。
不意に甥の手が私のパンティに掛かると締め付けられていた下腹部が軽くなったの
を感じました。
私は自分の秘部が甥に見られていることを悟りながら、つい先ほど甥の生艶めかし
い姿を見てしまった事に後ろめたさを覚えて、成すが儘の状態に身を置こうと心に
決めました。
甥の鼻息が間近に聞こえ、暫し開いていたパンティが元に戻されると上着のパジャ
マが軽くなったのに気づきました。
甥がパジャマを持ち上げて私の胸元を見ているのを意識すると、自然と呼吸が荒く
なるのを感じて息を殺しながら甥に見られる快感を覚えました。
突然、私の右の乳首に甥の指が触れた瞬間、思いもよらず私の躰はピクンと反応し
てしまいました。
甥の手が放れ、乱れた呼吸がどうしようもなく早まるのを押さえながら事の終わる
のを祈る様な気持ちでおりました。
尚も甥の手が私の乳房を覆いかぶるように押し当てられると、意識とは裏腹に体は
尚も反応し今度は乳房から離れることのない甥の手に、荒げる呼吸を悟られたよう
に感じました。
甥の手が私の乳房を摘み上げると躰に電気が走ったような感覚におそわれて思わず
身を捩っていました。
甥の手は私の臍を彷徨って腹部が痙攣するのを感じながら、尚も秘部へと下る甥の
手に最早制御できない状態に成っていました。
甥の手が私のパンティを巡り秘部の谷間を刺激すると、意識は半ば混濁して脚の筋
肉が緩んでいきました。
胸のボタンが外されていくと益々呼吸と胸の高まりが早まり、露わになった胸元に
興奮を隠しきれないでおりました。
乳房を撫で回す甥の指に耐えかねて私は口元から喘ぐ声を漏らしてしまいました。
私は乳首を舐め回す甥の唇に感度を高めながら胸元を滑り降りる手がパンティの中
に入っていくのを薄れがちな意識の中で興奮しながら味わっていました。
甥の指が私の膣に入っていくのを恍惚として受けながら薄れゆく意識の中に身を委
ねて、体の中に入った甥の指が音を立てて蠢く様を宙にも上る感覚で受け入れてい
ました。
胸の乳房に当たる甥の歯牙の刺激と膣に埋まり込む指の動きに全身が無くなるほど
の幸福感を味わい、恍惚とした妄想に酔い拉がれて無意識に声を漏らして暫時意識
を失いました。
私は自分の手に熱く当たる肉片に気を持ち直すと、触れる物が甥の勃起した男根だ
と悟りました。
肉棒は脈が判るほど硬直していて、先ほど盗み見た甥の姿と重ね合わせて現実の手
の感触とまだ挿入されたままに蠢く指に刺激されて男根を握りしめていました。
肉棒を握りしめる廣子の手に甥の手が添えられると、揺するように動かし始めまし
た。
同時に速度を増す膣の中の指と手に収まる甥のいきり立った男根の感触に再び嵐の
ように熱い高まりが押し寄せ、閉じたはずの口元から唾液が漏れるのもそのままに
降り注ぐ快活に身を任せて登り詰める自分を感じていました。
手に張りつめたような感覚を覚えると乳房に生暖かい物が降りかかるのを感じまし
た。
手の肉棒は激しく波打ち手に伝わる滴を感じながら急速に萎んで柔らかくなる甥の
男根を掌に包んでいました。
膣に収まる甥の指が動きを止め静かに抜き放たれると拘束された私の腕も解放され
て弛緩した状態で力が抜けていきました。
甥の濡れた手が張りを増した私の乳房に触れると乳首を優しく撫で回し、液状に変
化した甥の精子と私の愛液が混ざり合い広がりながら、火照った乳房を包み込んで
いきました。
張り付く粘液が乳房を押し潰す感覚を覚えながら甥は脱力し尽くした私の腕を取る
と丁寧にまとわり付く液体をふき取ってくれました。
乳房に添えられた甥の手の動きに引き剥がされるような皮膚の感触を感じて今まで
に経験したことのない刺激で乳首を愛撫されました。
立ち上がった気配を感じると甥は私のパジャマの襟を閉じてボタンを締め直し、頬
にキスを受けると立ち去っていきました。
私は薄目を開けながら甥の背中を目で追いながら、今尚火照る下半身に両手を埋め
ながら、不意に流れる涙と襲い来る身震いの熱い高まりに身を丸めながら収まり止
まぬ胸の鼓動を聞き続けていました。
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