義兄の幹雄が怪我をして入院しました。屋根の雪下ろしをしていて足を滑らせたのです。幸いにも左足甲の骨折と捻挫ですみました。昨々日(日曜日)の午後、主人と市立病院に見舞いに行ってきました。義姉のミズエさんは1時間前に帰ったあとでした。
「もう松葉杖をついて歩いとる」と、以外にも元気そうでした。私は目を伏せ主人のうしろに付いておりました。
「悪いけんどもよう、次雄、酒を買ってきてくんねえか」
「買ってくるのはいいけんども兄貴、体の方は大丈夫けえ?」
「なーに、足の骨折だけで他はぴんぴんしとるでえ。はっはっは」
「でも病院に知れたら、まずいんじゃないですか」
「好美さん、あんたは口出しせんでええって。ついでにツマミもな」
「私が買ってきます」
「いや、次雄!悪いけんど、ちょっくら行って来てくれや」
なかば強引に主人を買いに行かせました。
幹雄と二人きりになりました。蛇に睨まれた蛙のようです。(やはりいっしょに行けばよかった)と後悔しました。あの日(子供に見つかりそうになった日)以来、ずっと幹雄を避けておりました。居留守を使ったり、幹雄が来そうな時は出掛けるようにしてました。だから尚更、幹雄の報復がこわかったのです。
「好美、カーテンを引いてこっちさ来い!」と命じられました。従わざるおえませんでした。すぐに腕をつかまれ、ベッドに引きずり込まれました。顔をそむけましたが、強引に唇をふさがれました。足が不自由でも男の力にはかないません。観念して幹雄の舌を素直に受け入れました。
「好美、おめえの来るのを待っとったぞ」と、生臭い息が頬にかかります。「お義兄さん、私・も・・」と、甘えるように幹雄の首に手を回し、そして、私の方から求めるように舌を差し入れました。感情なんて少しもありません。どうせ逃げられないのなら幹雄を喜ばせ、主人が戻ってくる前に早く済まそうと思っただけです。
セーターをめくられ、胸を強く揉まれました。さらにスカートの中に手を入れてきて、太ももから付け根の方までまさぐります。まるで飢えた狼です。「お義兄さん、やさしくして・・」と、体をすり寄せました。そんな私をみて幹雄は満足げな表情をみせました。しかし狭いベッドの上、まして足はギブスで固められ、思うように動きがとれません。
はがゆくなったのか、幹雄は「下着を脱いで、そこに四つん這いになれ」と、命じました。「こんな所で・・」と少しためらいましたが、言い出したら聞かないことを十分承知しております。私はストッキングごと下着をくるくる膝まで下げ、そしてお尻を幹雄の方に向けました。こんなハレンチな恰好、もし人に見られたらと思うと死にたい気持ちです。
しかし、心と肉体はまったく正反対です。お尻を左右に開かれ、舌と指で責められると、しだいにあそこがひくついて、まるでメス犬のようにお尻を振って愛撫を求めていました。幹雄が股間の怒張を引っ張り出しました。天を突くようにそり立っております。私は手を添え股間に導きました。(いつ主人が戻って来るか・・)と思うと、ゆっくりしている余裕はありません。
そのまま腰を沈めました。そして、スカートをおろし股間を隠しました。ギシギシとベッドのきしむ音が気になりましたが、早くいかそうと懸命に腰を振りました。「お義兄さん、早くしてください、主人が・・あぁぁ・・」「うっ、うん・・わかっとる・・」
体から汗が噴出します。もう気がきではありません。必死で射精をうながし腰を振り続けました。
夫が戻って参りました。まったく疑う様子は見られません。私は夫の顔を見ることができず外に出ました。(こんなことをしていて・・許されるはずがない。いつかきっと天罰が下る)冷たい汗が胸の谷間をつたって流れ落ちました。「好美、どうした?そろそろ帰るぞ」「あっ、はい・・」精液で汚れたタオルを紙袋に隠して持ち帰りました。
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